2014年08月15日
コンテンツ番号7356
希望あふれる未来に向かい新たな一歩を踏み出す
(2014年8月15日)
平成26年度北秋田市成人式が、8月15日(金)に北秋田市文化会館で開かれ、新成人たちが希望あふれる未来に向かって新たな一歩を踏み出しました。
今年度は、平成5年4月2日から平成6年4月1日に生まれた342人(鷹巣地区186人、合川地区62人、森吉地区61人、阿仁地区33人)の対象者のうち、271人が出席のもと記念式典が行われました。
記念式典には新成人のほか、市及び市教育委員会、市議会などの行政機関の関係者、また、卒業当時の中学での担任教諭、市内の校長らが出席し、新成人を祝福しました。
記念式典では、津谷市長が「成人としての自覚を持ち、自主自立の精神とともに他者を思いやる優しい心を忘れず、社会に参画していく意識をしっかりと持っていただきたい。晴れて成人となった皆さんには、今日の成人式を契機にふる里北秋田市への誇りと愛着を新たに、次の世代の北秋田市のために様々な提言や活発な活動により、積極的なまちづくり参加をしていただくことを願っている。皆さんの大いなる活躍を心から期待するとともに輝かしい前途を祝福する」などと式辞を述べ、続いて、松尾秀一市議会議長、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員がそれぞれ「人と人との出会いや絆を大切にすることが、自分自身の財産になる。どんな時でも感謝の気持ちを忘れず自らの道を歩んでもらいたい」、「皆さんには、何ものにも代え難い尊い未来がある。何も恐れることなく挑戦しながら素晴らしい人生を歩んでもらいたい」、「成人を迎えたことを契機に地域の将来について真剣に考えてもらいたい。今日の節目が人生の良き思い出の1ページとなることを願っている」などと新成人を激励しました。
最後に新成人を代表して、津谷翔(しょう)さんが「成人を迎えた私たちは、これからの時代を担っていく存在として、今日の日を境に支えられていた側から、支える側にならなければならない。私たちができる事は限られているが、一人一人が違った社会での恩返しができると思っている。私は今の職場でさらに自分を磨き、子どもからお年寄りまで安心して暮らせるまちを目指して誠心誠意努めていく。四つの町が合併して北秋田市となり今年で10周年。この節目となる記念すべき式典に参加できたのも、これまで支えになってくれた家族や、何事にも切磋琢磨し、楽しい事、辛い事を分かち合った仲間たち、小中高と私たちの夢を応援し続け見守ってくれた先生、そして今、社会人としてのあり方を親身になって教えてくれる上司や同僚、すべての人たちのおかげだと実感している。たくさんの感謝の気持ちと北秋田市で育った誇り、そして成人としての決意を心に刻み、これからの人生を悔いなく歩んでいくことを誓う」などと新成人を代表して決意の言葉を述べました。
式典後には、株式会社kedama代表取締役の武田昌大さん(北秋田市出身)による記念講演が行われたほか、北秋田市から新成人の方々に記念品として贈られる記念写真の撮影が、それぞれの出身地区ごとに行われました。