2014年06月29日
コンテンツ番号7293
日頃の訓練の成果を競う
平成26年度北秋田市消防団消防訓練大会が6月29日(日)、合川農村環境改善センター駐車場で開かれ、市内の各分団がポンプ操法などで日頃の訓練の成果を競いました。
訓練は、消防団員の消防訓練礼式及び消防操法を習熟させるとともに、旺盛な消防精神をかん養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的に年に一度開催されており、今年度の大会には市内27分団のうち14分団と女性消防団員の計350人が参加しました。
開会式では、はじめに津谷市長が「それぞれが仕事や家庭を抱えながら、市民の生命と財産を守るための献身的な努力に敬意と感謝を申し上げます。本大会は消防団の基本となる集団行動、有事の際に機具機材をしっかりと操作できるように、訓練と確認の意味を持ち合わせた大切な大会です。このあと、7月の支部大会や全県大会出場権獲得のためにも今日は頑張っていただきたい」などと激励のあいさつをしました。
また高橋進北秋田市消防長が「消防団の人数が毎年減ってきており活動も思うようにいきませんが、災害があったときには皆さんが地域防災の中心となる。今日の訓練では個人でなくチームとしてどのように動くかを考え、連携や速さを確実に実行してもらいたい」などとあいさつしました。
最後に金田咲美団長が「今日の大会は隊員の士気を高め、消防訓練礼式及び消防訓練操作の技術の向上と消防力の強化を図るための大会です。これまでの練習の成果を十二分に発揮してほしいと思います。また、6月24日に総務省から総務大臣感謝状をいただき、これからも団員の確保のために皆さんに協力いただきながら頑張っていきましょう」などとあいさつを述べました。
訓練は消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練、ポンプ車操法、小型ポンプ操法の3部門で行われました。この日は雨が降るあいにくの天気となりましたが、各部門には各地区から選抜された1隊ずつが参加し、審査員や他チームの団員が見守る中、きびきびと手順をこなし、これまでの練習の成果を披露しました。
成績結果は下記のとおりです。