2014年06月25日
コンテンツ番号7301
金田団長が津谷市長に受領を報告
北秋田市消防団が、総務大臣感謝状を受領したことに伴ない、6月25日(水)に金田咲美・北秋田市消防団長が市役所を訪れ、津谷市長に報告をしました。
この総務大臣感謝状は、全国的にも消防団員が減少傾向にあるなか、消防団員の増加させた消防団に贈られるもので、前日の24日に中央合同庁舎で行われた贈呈式には金田団長が出席し、総務大臣から贈呈を受けました。今年度は全国から19消防団に贈られ、これまでも秋田県内で受領した消防団はなく、北秋田市消防団が県内で初となります。
この日、市役所を訪れたのは、金田団長と消防本部総務課の佐藤一博課長の2人。金田団長は、前日の贈呈式の様子や受領された消防団の事例発表を紹介しながら「今回の贈呈式に出席し、ほかの消防団と意見交換をしたが、今回受領された消防団のほとんどが、機能別消防団員(※)の増加が多いところだった。今後もほかの消防団で行っている取組を参考にしながら団員確保に向けPRしていく」などと報告しました。
報告を受け、津谷市長は「この度はおめでとうございます。団長をはじめ団員の皆さんには、仕事をかかえてお忙しいなか、市民の安全安心を守っていただき感謝している。市民の人たちも地元に団員がいてくれることで安心感を持って生活できている。ただ、市民の方々も消防団員がいるからと安心しているのではなく、自分の身は自分で守るという気持ちを持ってもらわなければならない。市としてもそういった呼びかけを行っていくとともに、この前の議会でも消防団員のことについての質問もあったが、団員の処遇や消防団に入っていただけるような働きかけを検討いかなければならないと考えているので、今後ともご協力をお願いしたい」などと述べました。
北秋田市消防団は、平成25年4月1日の時点で735人の団員が所属しており、25年度中に婦人消防隊が消防団に組織移行したこともあったことから、平成26年4月1日現在で769人と一年間で団員が34人が増えています。
※機能別消防団員
(きのうべつしょうぼうだんいん)
日中は仕事があるので夜だけ出動するなど昼夜を限定した活動や、火災の時だけ出動するなどの特定の災害にのみ活動するなど時間や災害を特定して出動する団員のことをいいます。(北秋田市では行っていません)