2011年03月30日
コンテンツ番号3800
市職員の代表として被災地支援に
東北地方太平洋沖地震の被災地を支援するため派遣される職員の被災地派遣職員結団式3月30日(水)、市役所で行われ、津谷市長が派遣する職員を激励しました。
今回派遣されるのは、市の20歳から31歳まで若手職員20人。3月31日から4月30日まで2人づつ3泊4日のローテーションを組みながら岩手県山田町に派遣され、避難所運営業務を支援します。
はじめに、職員を代表して農業委員会の鈴木潤・主任が「私たちは昭和58年の日本海中部地震、平成19年の豪雨災害により自然災害の恐ろしさを体験しています。その災害の際、全国から寄せられた温かいご支援を感謝しています。その感謝の気持ちを胸に今度は私たちが北秋田市職員の代表して被災地の方々の支援に尽力することをここに決意します」と決意のことばを述べました。
津谷市長は「県から要請を受け、みなさんを派遣することになりました。みなさんは日頃、北秋田市民の安全と安心、福祉の向上のために職員として一生懸命頑張っていただいています。この度の大震災で悲惨な状況をみて、何とかお手伝いしたいという気持ちでいっぱいです。この機会にみなさんが地域に足を運んでいただき地域の方々と一緒になって復興に向けて被災された方々はじめ、被災地を1日も早く元の状況に戻れるような大きな働きをしていただきたい。市民の方々もみなさんの活躍を期待しています。現地で戸惑うこともあると思いますが、北秋田市職員である自覚と誇りをもって地域の安全安心、そして1日も早い復興を願いながら活動していただきますようご期待します」などと述べ、集まった職員一人ひとりと握手をして激励しました。
北秋田市ではこれまでに被災地への派遣として、3月12日から22日まで岩手県宮古市に緊急消防救助隊として消防吏員を延べ21人を派遣しています。
また、4月5日(火)から4月10日(日)まで岩手県釜石市に保健師1人を派遣する予定です。
(2011.3.30)