2010年12月07日
コンテンツ番号7742
北秋田市議会12月定例会が開会
平成22年北秋田市議会12月定例会が12月7日(火)に招集され、平成22年度各会計補正予算案、条例案、指定管理者の指定についてなど30件の議案等が上程され審議が始まりました。
本会議では会期を12月17日までの11日間と決め、第1日目は上程議案の提案説明、大綱質疑が行われました。
提出議案に対する大綱質疑の概要は次のとおりです。上程された議案は各常任委員会に付託され、12月13日から審議に入ります。
▽議案第125号関係(消防手数料条例の一部を改正する条例)
【質問】特定屋外タンクの貯蔵について該当するのがあるのか。また新たに設置されるものがあるのか。
【答弁】大規模なタンクで、管内ではまったくない。
▽議案第133号関係(下水道事業特別会計補正予算)
【質問】国の事業枠の縮小と説明があるが、来年度の国の事業などわかるのがあるのか。
【答弁】来年度以降については繰り延べされるかたちになるが、順次計画どおり進めていきたい。
【質問】予算に対して20%減になっているが、国の事業枠縮小には事情があるのか。
【答弁】国の予算事情によるものだと思いますが、引き続き事業を進めていきたい。
▽議案第134号関係(北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算)
【質問】引き継ぎがいつ行われて、未払い分を現時点でこのようにする事情は理由があるのか。
【答弁】精算の関係で今となった。診療報酬が2ヶ月後になり、遅れてくる場合もあり、数ヶ月に及ぶ場合もある。
▽議案第138号関係(北秋田市病院事業会計補正予算)
【質問】雑支出200万円は規則による支出か、どちらに補助するのか。選定の仕方は。
【答弁】北秋田市民病院利便性向上事業補助金交付要綱にもとづき交付するもので、補助先は社会福祉協議会に交付する。市民病院と門前薬局を運営するにあたり、市で車両運行を考えたが、市ではできないことから、社会福祉協議会が独自の事業として実施するということで補助金を交付して運行することになった。
▽議案第140号関係(北秋田市上小阿仁病院組合の解散について)
【質問】新医療整備基本構想に基づくものと思うが、無床の診療化と関連するとすれば設置条例の提案があるのでは。解散によって病院職員が分限免職となる法的根拠は。
【答弁】解散の議決がされなければ、順序として診療所の設置条例が提案できない。分限免職については、係争中であるので差し控えたい。
▽議案第141、142号関係(市道路線の廃止と認定について)
【質問】一旦すべて廃止して改めて認定ということだが、今までのあった市道がすべて網羅されたのかどうか。 【答弁】新たな道路もあるし、廃止されたところも場所によってはある。認定されなかった箇所もある。
▽議案第144〜152号関係(指定管理者の指定について)
【質問】奥森吉については一体として連携しながらやってきたが、今回指定管理が別々となることで連携が崩れるのでは。現在の職員の雇用や身分はどうなるのか。
【答弁】申請された団体がすべて連携をとりながら行うというプレゼンをいただいた。各団体の連携その他については、観光施策の中で十分考えていきたい。職員については会社の運営方針できまってくると思うが優先的に雇用していただきたいと全団体にお願いしている。
【質問】マタギの里観光開発の会社として2つの事業がなくなるが対策はどう考えているか。
【答弁】厳しい会社の状況ではあるが新たな社長のもと従業員一丸となって取り組んでいる。
【質問】指定管理料が前からみる浮き沈みがあるが、選定委員会の中で指摘事項がなかったのか。これまでの評価は。
【答弁】従来の指定管理料と違っている部分もあるが、上がった理由について説明を受けている。
【質問】四季美館については、奥森吉の情報発信の拠点として位置づけているがなぜ地元以外なのか。観光協会と前田商業会はそのままいられるのは。
【答弁】5団体からの応募で選定委員会での採点により提案したもの。市内業者を排除したものではない。前田商業会と観光協会の案内については、施設の設置目的と市の業務として行っているので継続することにしている。
■→会期
(2010.12.7)